セラーセントラルトップページの気になっていた写真
アマゾンセラーセントラルのトップページには、在庫・販売状況を示すヴィジェットが並んで表示されていますが、
並べかえや、不要なヴィジェットを表示OFFにすることが出来ないため、正直微妙に使いづらいと思うのもしばしば。
まあセラーセントラルのトップページデザインは、コロコロと変わっているのでいつまでもこの使いづらさが続くとは限りませんが、せめて不要なものは消せるようにはしてほしい。
それはおいて、この常時表示されているヴィジェットの中に、ひとつ気になっていたものがあり、それを少しだけ調べただけの話です。
アマゾンでの売り上げ向上などには一切関係ない情報です・・
クーポン販促をオススメする男性写真
気になっていたのは、毎日クーポン販促をオススメしている、この男性写真です。
正直クーポンは使っていないのと、売上が上がらない日に見かけると、なんとなく笑顔にイライラくるので、このヴィジェットを消したいのですが消せません。
セラーセントラルで、ほぼ毎日見かける割には、アマゾンの従業員の誰かがモデルになっているのかな?などとぼんやりと思っていた程度です。
先日たまたま、この男性写真をChromeで右クリックしたところ、「Googleレンズで画像を検索」とのメニューが表示されたので、何気なく調べてみました。
Googleレンズで写真の一部を選択して検索
「Googleレンズ」の存在は知っていましたが、PCブラウザでは使ったことがありませんでした。
AIで類似画像を検索してくれるようで、以前からある「Google画像検索」の発展版みたいなものでしょうか。
件の画像を右クリックして、メニューから「Googleレンズで画像を検索」をクリックすると、Chromeの右側に下のような検索画面が現れます。
画像の上に白い枠が表示され、これで場所・範囲を選択することで、調べたい箇所を指定するようです。
今回はこの男性が何者か知りたいので、男性の顔部分だけを範囲選択して検索してみました。
検索したい画像範囲を動かすと、下半分にリアルタイムで類似画像が表示されます。
写真素材サイトで見つけた
検索結果には、バッチリこの男性と思われる類似写真が表示されました。
検索結果に「Adobe Stock」というサイトがありました。アドビ社が提供している写真素材サイトです。
この中の一つをクリックして、Adobe Stockを調べていると、セラーセントラルにある写真と完全に一致するものが見つかりました。
写真のタイトルは以下の通り。
Young smiling man in casual clothes posing isolated on blue wall background, studio portrait. People sincere emotions lifestyle concept. Mock up copy space. Holding gift certificate, showing thumb up.
[ ↓ DeepL で翻訳 ↓]
カジュアルな服装でポーズをとる若い笑顔の男性、青い壁の背景で分離、スタジオの肖像画。人々の誠実な感情ライフスタイルのコンセプト。モックアップコピースペース。商品券を持ち、親指を立てている。
引用:Adobe stock 写真説明 / DeepL翻訳
この男性をモデルとした写真素材は他にもいろいろあり、この写真の投稿者「ViDI Studio」を調べてみると、どうも「ウクライナ」で活動されているようです。
他にも背景色が印象的な人物写真を1000点以上も確認できました。
Google Lensは高性能でした
今回Google Lensがかなり高性能なことが分かりました。
おかげで、セラーセントラルトップページでクーポン掲載を毎日勧めてくる男性は、写真素材サイトのものを利用していたことが分かりました。
少し理解が進んだので、これで多少売上が悪い日でもセラーセントラルのヴィジェットの写真にイライラする頻度が減る?かもしれません。
売上向上には何も関係ない話でした・・・