個人事業で使っているネット回線について、モバイル回線のみにしてから早5年ほど経過しました。
私の場合、仕事とプライベート併せて大体150GB/月(一日平均4~5GB)程度の利用です。
5000円前後でメイン回線のモバイルWIFIの乗り換え先を考える
もともと光固定回線と外出時にモバイル回線と2つ持っていましたが、私の使い方ではモバイル回線だけで事足りることが分かったので固定回線を解約してしまいました(UQのWIMAX2+がサービス開始後数年たったあたりから)
それからいくつかサービス乗り換えをして、ここ数年は200ギガ/月の大容量定額プランを扱っている、比較的老舗の某モバイルWIFIを利用していました。
大体5,000円前後/月程度の料金が発生していました。
ここ最近その某モバイルWIFIで、料金UPを含むプラン変更や運営会社が変更され、またサービス提供形態も物理SIMだけの提供が無くなり、ルータレンタルを含むクラウドSIMしかなくなった後は、回線の安定性・速度共に低下して不満が増えてきました。
そこで、ここ最近のドコモのahamoやKDDIのPovoなどを筆頭に、大手モバイル回線の大容量プラン価格が全体的に落ちてきたこともあり、現在使っている 某モバイルWIFIから乗り換えを考えました。
物理SIMでのサービス提供がある事業者を選びたい
ルータレンタル込みでのサービス提供の場合、ルータ紛失・故障時の弁償料金がやたら高額です(高いと数万円)
また、ほぼ強制的に入らざるを得ない毎月の故障時の保険料などで、毎月プラス数百円上乗せが発生したりと、見えにくい部分で料金がかさみ、結局割高になることも多いです。
毎月のことですので、通信に関係ない部分で保険料などが追加されるのはやはりもったいない。
最近は中古ショップやフリマなどで豊富にモバイルWIFIルータが出品されています。それほどの高性能を求めなければ4~5年前の端末でも十分事足ります。数千円~購入できますので、中古で十分ですね。
モバイルルータは自前でそろえて、SIMカードでのサービス提供を行っている事業者にしたいと考えています。
月100ギガまでであれば「ahamo」+「大盛オプション」か
私の場合、仕事とプライベート併せて大体150GB/月(一日平均4~5GB)程度の利用です。
月間100GBまでであれば、ahamoに+大盛オプション(※)をつけて、月額4,950円(税込)を使うことになったかと思います。(※大盛オプションは2022年6月から)
価格のみを考えるのであれば他の選択肢もありますが、やはり仕事で使うので天下のdocomo回線の安定度・速度を考慮してahamoは有力な選択肢になりそうです。
月額4,950円(税込)でデータ容量100GBまでご利用いただける「ahamo大盛り」を、2022年6月(予定)から提供を開始いたします。
「ahamo大盛り」は、月額2,970円(税込)でデータ容量20GBまでご利用可能な料金プランahamoに、データ容量80GBを1,980円(税込)で追加可能な「大盛りオプション」を組み合わせることで、テザリングでのご利用を含めて毎月合計100GBまでご利用いただくことが可能となります。
ドコモ報道資料から引用
ahamoの場合、容量超過時通信速度が「1Mbps」のようです。
100GBを超えても通信速度が1Mbpsあれば、最低限の作業は出来るかと思いますが、 月150ギガ程度は利用する場合、月の後半はかなりストレスを感じそうです。
データ容量追加という手もありますが、550円/1GBと割高でちょっと使いたくありません。
ドコモ発行のdカードでクレジットカード決済をすれば、最大5GB追加があるなどの特典もあるようですが、それでも足りない。
月150ギガまでそれなりの速度を確保して使いたい場合、かなり物足りない感じです。
ahamoの大盛オプションに対抗して、auのpovoが大容量のトッピングを安くしてくれるのではないかと期待・・・
楽天モバイル + 低額な定額バックアップ回線で150ギガ/月を使う
現在利用しているモバイルWIFIと同額の5,000円前後で150ギガ/月の利用を考えると、他に「楽天モバイル」 が選択肢に出てきます。
- 3,278円/月(税込)で楽天モバイルエリア回線が無制限(※パートナー回線は5GBまで)
- 公式サイトには記載がありませんが、楽天モバイル利用者のブログなどを見ると、1日10ギガを超えると、約2~3Mbps程度に通信速度制限がされるようです(翌日0時には解除される)
- テザリング制限なし
- 物理SIMカードでのサービス提供あり
公式には出ていない通信制限が実際にはあるようですが、10ギガ/日で翌日0時には解除されるのであれば、一日4~5ギガで事が足りる私の使い方では問題なさそうです。
2022年7月以降は1GBまでの無料プランが無くなり、解約が増えているようですが、反対に考えればちゃんとお金を払う利用者にとっては通信環境が快適になるのではと思います。
楽天モバイル回線の人口カバー率も100%に近づいているので、電波の受信状態を確かめて楽天回線が使えるようであれば、かなり有力な選択肢です。
楽天モバイルの弱点を補うバックアップ回線が欲しい
ただ楽天モバイルの通信品質がまだまだ発展途上であるのはよく言われます。
いわゆるプラチナバンドが無いため、建物の中や、高層階での受信状態が悪く、他の大手キャリアの回線品質に追いついていません。
プライベート用途だけならまだ我慢できることもありますが、仕事にも使うとなると、建物の中で受信状態が不安定になるのはかなり問題があります。
楽天モバイルでの通信が出来ない時にだけ、スポット的に使えるバックアップ回線の用意が必要になりそうです。
ファミレス店内などで雑用を済ますことも多いのでモバイル回線の用意は欠かせません
低額な使い放題モバイル回線「mineo マイそく」
スポット的に使える低額なモバイル回線は山ほど候補があります。
毎月数ギガ程度あれば済むのであれば、各種MVNO業者の数ギガ程度の契約をすればいいかと思いますが、私の場合、建物の中や外出して高層階などで使うこともあるので、数ギガ程度の契約では足りません。
かといって数十ギガの契約ではMVNOでも数千円になってしまい、使い残しがあった場合にもったいなく感じます。
毎月決まった通信量を決めずに使える、低額な使い放題モバイル回線があれば、楽天モバイルのバックアップにぴったりです。
この条件に沿うサービスが、MINEOで提供されています。以下の制限がある代わりに、データ無制限を提供するオプション「マイそく」です。
- 通信速度が最大1.5Mbpsもしくは3.0Mbpsに制限される
- マイそく(スタンダード)最大1.5Mbps :990円/月(税込み)
- マイそく(プレミアム)最大3.0Mbps:2200円/月(税込み)
- 月~金の12~13時の間のデータ通信速度が最大32kbpsになる(祝日も含む)
- 直近3日間で10GB以上の利用があった場合、通信速度を最大32kbpsに制限
平日昼間帯と3日間で10GB以上利用で最大32KBpsとなり、ほぼ利用できなくなりますが、これを考慮しながらスポット的に十分使えそうです。
また、
- 利用回線がドコモ・au・ソフトバンク回線の3つのキャリアから選べる
- 物理SIMでのサービス提供
- テザリング可能
ですので希望する条件にも合致して、楽天モバイルを使う場合のバックアップ回線として最有力候補になりそうです。
楽天モバイル+MINEO(マイそく スタンダード)の組み合わせ
毎月150GBを定額で使うとした場合、私の利用環境では、楽天モバイルとMINEO(マイそく スタンダード)の組み合わせがよさそうです。(2回線で 月4,268円(税込) )
- 楽天モバイル:3,278円/月 (税込)
- mineo マイそく スタンダード(1.5M):990円/月(税込)
■今だけ■ マイネオの「マイそく」がさらにお安く利用できる『ホーダイホーダイ割』実施中(2022年8月31日まで)
最大1.5Mbpsでデータ使い放題の「マイそく」と、専用通話アプリ不要の「10分かけ放題」が最大6か月間割引となるお得なキャンペーン実施中です!
2回線合計で、毎月4,268円(税込)で150GB/月を使えれば、今よりも1,000円程度安く使えるので、コスト的にもメリットが出てきそうです。
デュアルSIMのモバイルルータで冗長回線
楽天モバイル+MINEOで運用する場合は、SIM2枚を同時に利用できるSIMフリーのモバイルルータがあると理想です。
中古でも十分使えるものもあります。
デュアルSIMのスマホでテザリングなどでも問題ないと思いますが、バッテリ的にもモバイルルータがあるとより実用的になるかと思います。