Amazonで売れ残っている商品の出品情報を確認してみる
アマゾンで販売していても、なかなか売れない商品があります。
資金繰りに加えて、特にFBAの場合、保管が1年を超えるとFBA長期在庫保管手数料が毎月請求されてしまいますので、余剰在庫が出ないよう回転を維持するのは重要です。
基本的に売れ残ってしまう商品については、廃棄や返送することになるかと思いますが、そこに行きつきまでに、いくつか確認しておいたほうがいい情報があります。
そのうちの一つは、アマゾンが欲する商品情報がカタログに登録されているかの確認です。
出品情報の品質ダッシュボードの確認
相乗りで出品している場合、多くが最初にカタログを作成した出品者が入力した情報のままで販売されています。
最初にカタログ作成した時点では商品情報に過不足が無くても、アマゾンが検索の精度向上のために追加で欲しい情報を更新していますので、時間の経過とともに多くのカタログで追加の情報入力を促されています。
アマゾンでは「出品情報の品質ダッシュボード」で、出品中のカタログに対して、追加を推奨する情報を提示しています。
在庫管理画面の最上部に「出品情報の品質ダッシュボード」の表示があれば、追加入力を推奨されているカタログが存在しています。
- ラベル出品商品の品質ダッシュボードをクリック
- ラベル対象カタログと推奨される追加情報項目の一覧が表示されます
- ラベル各項目に情報入力
各カタログにより、求められる情報が異なります。テキストボックスに入力する項目や、プルダウンで選択できる項目があります。
なお商品に当てはまらない項目も多々あるので、可能な個所だけ入力します。
- ラベル入力が終わったら保存する
- ラベル情報更新待ち
情報が更新されるまで最大48時間かかります。なお、情報がカタログに反映するかどうかはアマゾンの判断いかんによるので、必ず反映されるとは限りません。
またエクセルファイルによる一括編集も用意されています。
検索される確率を上げることにつながるので、なかなか売れない商品を対象にするとよいかと思います。
なお入力した情報が必ず反映される訳でもないため、過大な期待は禁物です。
出品情報は定期的にチェックが必要
出品情報に関しては、随時アマゾンの基準の変更やチェックが入っており、今までは大丈夫だったから・・が通じないことが多いです。
出品情報に重大な不備があると、以下の記事のように「検索対象外」商品になってしまい、購入者から全く検索できなくなる=全く売れないになることもあります。
定期的に「売れない」要素が溜まっていないかチェックしておきましょう。