アマゾンで販売するのに必須の銀行口座情報
アマゾンで販売をするのに必須となる登録情報として、銀行口座(日本で販売する場合の振込先)やクレジットカードがありますが、必要に応じて情報を更新する場合があります。
特に銀行口座についての情報を閲覧・更新する際には、セラーセントラルにログインしていても、改めてパスワードや2段階認証を求められるように、最重要の項目かと思います。
この銀行口座を変更した際に一時的にですがアカウントロックになってしまったことがありましたので、顛末を記録してみました。
セラー掲示板などを見ても、銀行口座やクレジットカードの情報変更に伴う各種トラブルの書き込みもがあり、本当はやりたくはなかったのですが、事情がありどうしてもやらざるを得ない状況でした。
ヘルプなども読み、慎重に注意深くやったにも関わらず結局トラブルになってしまったので、同じような目にあってしまった方へ何かの参考になればと思います。
銀行口座情報の変更方法
アマゾンセラーの銀行口座情報に関するヘルプでは、「銀行口座情報の編集・追加」に関する記載があります。基本的にこの手順に沿って操作すれば問題ありません。
このヘルプを読むと記載がありますが、現在利用中の銀行口座情報を編集する際には
- 新しく利用する銀行口座情報を追加
- 古い(現在利用中の)銀行口座情報を削除
の順で実施するよう記載があります。
現在登録している銀行口座を直接編集するのではなく、新しい口座情報を追加しておき、その後に古い口座情報を削除するという手順に留意する必要があるかと思います。
なお、セラーのみが閲覧できる「アマゾン出品大学」には、より詳細に解説した資料がありますので、もし実施する際には、あらかじめ確認しておいたほうが良いかと思います。
まあ、この記事で記載していますが、この通りにやっても結局トラブルに巻き込まれたので、これらのヘルプを読んだ上で、銀行口座変更実施時にはセラーサポートに確認しながらやればよかったと大後悔することになるのですが・・・
銀行口座変更直後に受領したメール
銀行口座情報が正常に変更されたとのメールを受信
私も、もちろん上のヘルプや出品大学の資料を読んでから口座情報変更を実施しました。
銀行口座を変更した直後に、「Amazon 出品用アカウントの保護」のタイトルでメールが届き、中に「出品用アカウントに関連付けられている銀行口座情報が変更されました」との文言がありましたので、あとは次の振込タイミングで口座エラーがないか確認するだけだと安心していました。
いつも思うのですが、アマゾンからのメールのタイトルは日本語ネイティブには非常に紛らわしいものが多く、一瞬どきりとさせられます。
「出品用アカウントの保護」は機械翻訳の結果なのかもしれませんが、銀行口座変更結果に関するお知らせだと日本語を通常使っている人間にはすぐには分かりません。メールには現地国にあった文言にしてもらうよう、もう一段気を使ってほしいところです。
しばらくすると見慣れないメールが連続して届いて混乱
ところで、それから30分ほど経過した後に、見慣れない以下タイトルのメールが3通ほど連続して届きました。
- Amazon出品用アカウントの通知
- Review of your Amazon account(※メール本文は日本語)
- 您的 Amazon.co.jp 账户近期发生的变化 (※ 機械翻訳:Amazon.co.jpアカウントへの最近の変更)
1番目のメールには「出品用アカウントの通知用Eメールアドレスが正常に変更されました」との文言がありましたが、銀行口座情報は変更した覚えがあるものの、通知用Eメールアドレスに関しては変更した覚えが全くありません。
また直後に2通目のメールが届き、要約すると以下の記載がありました。
- 「不正アクセスがあったので、出品者アカウントを停止する」
- 「売上金が保留される」
- 「アカウントパスワードをリセットしてアカウント回復すること」
おいおいなんだこれは?と混乱しているところに、3通目の中国語で書かれたメールが届きました。中国語のメールを機械翻訳してみたところ、主に以下のことが記載されていました。
- 「誰かが不正アクセスしたのでアカウントを一時的にロックした」
- 「パスワードリセットをしてアカウントを回復させるように」
2通目と3通目はほぼ同じ内容ですが、送信元が異なり、混乱しているところに追い打ちで中国語のメールを落ち着いて理解できる余裕もなく混乱が深まってしまいました。
なお後で確認できたのですが、2通目のメール(タイトル:Review of your Amazon account)はセラーセントラルのパフォーマンス通知に届いていたものと同じでした。
メールを読み直してパスワードリセットしてみる
とりあえず落ち着いてメールを読み直す
メールを受信した時系列で内容を整理してみると以下のようになり、
- 銀行口座情報は正常に変更された
- 「通知用Eメール」が変更された (→ これが全く身に覚えがない)
- 不正アクセスがあったのでアカウントをロック・売上金を保留した
- パスワードリセットしてアカウントを回復するように
一番最初に行った銀行口座変更で「銀行口座は正常に変更された」が、直後に身に覚えのない「通知用Eメール」が変更されたことが不正アクセス(?)と判断され、アカウントのロックに至ったと判断しました。
メールに記載のあったパスワードリセットを実施
アカウントロックされて改めて実感させられるのが、セラーセントラルにログインできないと、即応してくれるサポートへの問い合わせがほぼ閉ざされることです。
一応受信したメール内に問い合わせのメールアドレスが記載されていますが、即応してくれるのかよくわかりません。当然問い合わせの電話番号などありません。
不正アクセス(?)も疑われる緊急時に、いつ返信があるのかわからない宛先にのんきにメールを書いて待っている余裕はありません。
本当はセラーサポートに事情を確認した上でパスワードリセットなど行いたかったのですが、この段階ではそんなこともできず、とりあえずメールに記載のあったパスワードリセットを実施してみました。
セラーセントラルにログイン出来た
パスワードを新たに登録し、不正アクセス対策をより強力にするために、2段階認証にGoogle認証を追加して、結果セラーセントラルにログインすることができました。
とりあえず一安心でした。
急ぎ登録情報の確認とサポートへの問い合わせ
とりあえずサポートには問い合わせられる状態になりました。
また、登録情報が不正に修正されていないかなど確認出来るようになったので、急ぎ確認しなければなりません。
- 身に覚えのない「通知用Eメール」の変更・不正アクセスは本当にあったのか?
- 銀行口座情報の変更・クレジットカードの登録は、同じ手順で再度やっても問題ないのか?
最終的に銀行口座の変更は再度正常にできたのかなどは続きの記事で。